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二胡との日常

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アジアフェスティバル無事終了しました。

遅くなりましたが、2/14の第三回アジアフェスティバル無事に終了することができました。
お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました~!
たくさんの方に駆け付けていただいて、幸せを噛みしめました。
あと、いただいた差し入れもありがたく噛みしめました。


会場はこんな感じ!



終演後もたくさんの方に声をかけていただいたり、質問いただいたりしてうれしかったです。
男性の方に二胡についていろいろ質問いただいたのに、なんだか的確な回答ができずすみません。
「二胡がなぜ二本の弦なのか」
考えたことなかったなあ。

その方、私の中胡の棹に書かれた漢文にも興味を持っていただき、「調べたい」と写真を撮って行かれましたが、意味がもしわかりましたら、教えていただけたらとてもうれしいです。



ちなみに↑コレ。


ランチは会場で売られていたお弁当をいただきました。タイ特集にちなみ、タイカレー!
これが意外と辛くて、、辛いもの大好きな私もちょっとびっくりするくらいでした。でもおいしかった!

最後に、職員の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

さて、明々後日は四日市の長の字さんでソロライヴです!
やるぞ~

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二把用ケース買いました!

クッションがなくて楽器が保護されない(´・з・`)ベルトが変な位置についてて担ぐとやたら斜めになって人に当たる(●`з´●)
替えたいな、この二把用ケース。

探してみると、需要がやはり少ないのかあまり種類がない。というかほとんどない。
二把運ぶ時というのは、ほとんど二胡と中胡を運ぶ時なので、中胡が入らないと意味がない。
楽器の上下を互い違いにして入れるタイプは、怖い。しかも中胡は入らないとのこと。それでは意味ないんや・・・

「替えたい!」とブーブー言い続けながら使っていたそんなケースに別れを告げるべく、奮発して買いました!

リュックタイプだからもう歩いてる時に人に当たらない。
セミハードなので作りもしっかりしてます。間のウレタンのしきりが固定されていないのがちょっと気になるけど、中胡とかいろんな大きさの楽器に対応させるためなのかな、、

後ろのはいつも使っている長安楽器のソフトケース。
こちらもしっかりしていて、長く使ってるんですが痛まないです。

ひとまずケース問題はこれで解決かな。


合宿日記その10 張老師について

いよいよ合宿日記も6日目となりました。
年内完結は無理・・?どうかなあ。

6日目の午前は、前日で公開レッスンを受けた張老師のグループレッスンです。
各自15分ずつくらいで個人レッスン形式で順番に受けていきます。

張老師の音は、私が持っているいわゆる北京なイメージの、エッジの立ったとても大きくてシャープな音でした。
間近で聴くとその印象がさらに強くなりました。
室内はエアコンがきいていたのですが、ききが悪かったのかずっと大きな扇でパタパタされてたのが印象的。北の人は暑がりってほんと?

使われている二胡は六角で、台座全体をすっぽり包むがごとく?すべり止めが貼られていたのにちょっと驚かされました。金属の微調整具に、デンペンに白いテープ。普通の置いて使うタイプのチューナー。(以上なんとなくのメモより)

今回デンペンに医療用のテープを貼っている先生、多かったです。
私は楽器によって貼ってあったりなかったり、統一感がないのですが、貼ることによってデンペンのすり減りが遅くなるのと弓に多少の抵抗が生まれること、弓を置いた時に「カチッ」と音がしにくくなる、みたいな効果がある・・と思っているのですがが皆さんはどんな目的で使われてるのでしょうか。
(ちなみにテープの種類によってはすぐにベタベタになってしまって非常に塩梅が悪いものもあったりして、コレといったテープがみつかりません。いつも友達のをもらって貼ってるな・・)
話が横道にそれましたが、今回もまた公開レッスンの時と同じ曲を見ていただき
「うん、まあ昨日よりはすこーし左手よくなってるね」
と言っていただけて一安心。

くせはなかなか直すのが大変ですが、一度「いやだな」と意識にのぼれば自然と直す力が働くのだと思います。

まず、うまい人と自分との違いをみつけること。
間違いに気づけなければ直すこともできない。
公開レッスンの時に張老師が仰っていた言葉です。

今回一緒に参加されていた日本人の同門生の方が、劉明源氏作曲の「河南小曲」を課題曲として弾かれたのですがそこで張老師は

「この曲は私の師事していた先生の曲です、もっと原曲に忠実な楽譜があるからあとで渡しますね」

とちょっとうれしそうに(そう見えました)、仰ってました。確かに前回の記事で紹介した張老師のプロフィールの中でも「1982年考入中国音乐学院,师从刘明源教授,」と書かれていますね。

そして後で本当にその楽譜を私達日本人のグループに一冊くださったんです。

なんて優しい・・!!

作曲者に直接教わった方から習えるなんて、なかなかない機会だと思います。そしてこんな難しい曲を見てもらうなんて、改めて合宿に参加されている方のレベルの高さも実感しました。。

レッスン後、張老師が楽器をしまってらっしゃる二胡ケースに目がとまりました。
(確か黒色で)エナメルのかっこいい二本挿しのケースだったんです。
ずっと二本挿し用ケースを替えたいと思っていたので、思い切ってどこで買われたのか質問してみました。

残念ながら完全オーダーメイドだそうで、私のケース探しの旅はまだ続きそうな感じです。

合宿日記その9 張老師の公開レッスン

今年も残すところあと2日!というか今日ももうすぐ終わりますね。
記録としてつけはじめた合宿日記、のんびりしすぎです。

実際にあったことを文章にするという作業が、こんなに難しいとは舐めていましたね・・ともあれ続きです。

今回の合宿では、なんというかもうとにかく「全員の前に出て一人で弾かされる」ということがほぼ毎日?のようにあり、緊張の連続でした。
(来られていた他の日本人の方で、それを「公開処刑」と呼んでらっしゃる方も(笑)確かに~)
5日目の3分演奏会の後、陳老師が数人の生徒の名前を読み上げてるなあと思ったんです。(この時点でよくわかってない)
そうこうしているうちに、なんだか聞き覚えのある名前が呼ばれました。

私(の名前の中国語の読み)だ!!

なに?なになに?!何かあった?
恐怖におののいていると、日本人のグループのみんなが言っているのが聞こえました。
「さっき呼ばれた人は午後からの張老師の公開レッスンに出るようにって!」

なんですとー!!

そんなわけで味のしない昼食を食べたのち、張老師の公開レッスンへと向かいました。
ちなみに、張尊連老師の紹介ページはこちら
北京にある中国音楽学院の副教授・・いやぁ・・すごい方だったんですねぇ・・(すみません知りませんでした・・)。

今回A~Dに分けられたグループの中から2名ずつ、今回の公開レッスンを受けました。なので計8名だったと思う。
確か私はトップバッター。緊張のあまり記憶が曖昧です。
私が指摘されたのは左手の薬指でした。
とにかく左手をリラックスさせること、指の形を変えないこと他の指と同じように指の方向をまっすぐにすることを指導いただきました。そうすることによって均一なヴィブラートがかけられると。
演奏する時に身体は自然に近ければ近いほどよいと仰っていました。
しゃべりながら、こういう形にするんだよと手を握って形を作っていただき丁寧に教えていただきました。手がとてもあったかい方だったのが印象的でした。

その後も数人の学生さんが指導を受けていたけれど、「あの子はうまいなあ」と思っていた人も結構壇上に呼ばれていて、「そんなこと初めて言われた」みたいな感じで表情がものすごくこわばっている子もいたりして「北の先生と南の先生との指導内容はかなり違ったりするのかな」と思ったりしました。

印象に残った内容。
曲に合わせたヴィブラートを入れること。
二胡のヴィブラートは四声に関係している。なのでヴァイオリンとは基本的に違う。
すべての音に入れてしまうと「しゃべり方が」おかしくなってしまう。

翌日の午前は張老師のグループレッスンです。


寮に戻る道の夕暮れ。

合宿日記その8 ド緊張3分発表会

なんとか年内に完結させたい、そんな合宿日記。
合宿もいよいよ5日目です。

朝食に毎回出てくるコレ。酸酸乳。

この飲み物にいよいよげんなりしつつ・・
ちなみにパッケージに印刷されているのは、五月天というアイドル?バンド?グループみたいです。(今調べてみたら、メイデイという台湾のロックバンドだそうです)

↑ちなみに、三人メンバーが集まったところ。あとのお二人は合宿中に出会えず。

どうでもいい情報だけど、ストローの差し込み口のところにそれぞれのメンバーの担当楽器のイラストが入っていて芸が細かい。
五月天のメンバーには何もうらみはないが、このすっぱ甘い飲み物(酸酸乳)もうイランー!

なんてことを書いてたけど、今改めて写真を見てたら懐かしくてまた飲みたいような気がしてきた。

この日は朝食後にホールに集合するように言われました。「楽器を持って行くように」
緊張が走ります・・
なんとなくそんな雰囲気がしていたから、朝食も普段と比べるとあまりのどを通らなくて・・(同じテーブルで見てた人からしたら「え!モリモリ食べてたじゃん」と思うかもしれませんが、普段と比べると減っていたのです、ええ。)

王永徳老師も含め老師全員が見守る中、一人だいたい3分間演奏するようにとのこと。
課題は古典曲。


こんな雰囲気。
めちゃくちゃうまい人ばかりに囲まれて、たった一人で(当たり前だけど)弾くんですよね。
ちびりそうになっ緊張しました・・

その時のメモの一部。

「古典曲との指定。
独弦奏、良宵、江河水が多かった印象。
やっぱり上手な人は自信がオーラになってるなあ。表情に余裕がある。
指先、手首、腕、無理な力がどこにもなく動きが美しい。音が大きくて意志がある。

陳春園さんのDVDに出ていた生徒さんは、やっぱりすごくうまいなぁ・・」

この時、老師席に座っている張老師が、個々の演奏を聴きながら手元の名簿にびっしりとメモをとられていたとは、知るよしもありませんでした・・

つづく(ちょっとドラマ風に終わってみたかったけど、文章力なさすぎでザンネン)