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二胡との日常

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曹雪晶 二胡の世界 コンサートのお知らせ

いったいいつになったら上海日記の続き書くんだよ、と自問自答の今日このごろ・・・
もはや待っている人もいないだろうと思いつつも、忘れないうちに続きをアップしていきたいと思っています。思っています!思っています・・

今日は上海日記はひとまず置いて、コンサートのお知らせです。

私があまたの二胡奏者の中でも最も好きな奏者の一人、と言っても過言ではないそれくらい大好きな方、曹雪晶さんのコンサートです。
たくさんのアルバムをリリースされていますから、もうここに説明の必要がないくらい有名な奏者さんですよね。

念のため・・
数々のアルバムを出されています。どのアルバムも超お勧め!
(どのアルバムも擦り切れるくらい聴きましたが(表現古い?)、久米大作さんがほとんどの曲を作曲されている「癒」というアルバムが特に好きです。)

あと、アマゾンには出ていないようですが、先生がソロで出されているアルバムも必聴です!
こちらのオフィシャルページの一番下のアルバムなんですが、今は入手困難かも?
そしてこちらがセカンドアルバムです。

普段は関東で活動されている曹さんですが、今回は初!大阪でのコンサートです。
曹さんの二胡の音色の美しさ、パッセージの丁寧な音運びは群を抜いています。
なかなか生で聴くことができなかった関西圏の二胡ラーの方、ぜひ行ってみるしかないのでは!
しかも伴奏でピアノを弾かれるのは、北川美晃さん。
私も何とか都合をつけて行けないかと計画しております。

 

2014年11月11日(火)
開場:18:30 開演:19:00
大阪府 吹田市文化会館 メイシアター(小ホール)
阪急千里線 吹田駅前すぐ
料金 ¥4,500(全席指定)

チケットのお申込みは
office-aqua@krc.biglobe.ne.jp
090-1235-8364

曹先生とは、以前何度かお話しさせていただいたことがありますが、紡ぎ出される音そのままに、謙虚で誠実なお人柄でますますファンになってしまった出會です。
ポッキーの日は吹田へGO!
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上海日記 その2 二日目はグループレッスン

皆さんこんばんは。
前回の記事を書いてしばらく経ってからアクセス数を見たところ、普段と比べて何倍もの方が来てくださってようでうれしかったです。

またしても遅くなりましたが、つづき。

合宿場所である高風中学の宿舎では、日本人の二胡朋友と三人で相部屋になりました。
と言っても二胡の世界とは狭いもので今回の日本人参加者さんとは、ほとんど顔見知りでした。
というかほとんどが同門生でした。
当初「遊びに来たわけではないのだ・・!」なんて気負っていましたが、やっぱり外国で知ってる人の顔を見るとほっとしてしまいます。

出発前に散々うわさでは聞いていましたが、この宿舎のベッドの下は板の土台にゴザが敷かれているのみそれから薄い夏用の掛布団。
あとは各部屋に日本のコンセントが挿せる電源タップ、洗濯ものを干すためのハンガー、靴下なんかの小物を干す洗濯ばさみが何個かついたやつ、電気式蚊取りマット、ゴミ袋、紙コップ、あと大量のミネラルウォーターが用意されていました。親切。

合宿中に出る洗濯物は、手洗いです。ベランダに干せます。私は洗濯石鹸ウタマロを持っていきました。
過去合宿に参加したことのある友達からのアドバイス通り、私は薄い掛布団を半分だけ下に敷き、残り半分を上にかけるという「柏餅戦法」で就寝しました。

二日目。

7:30 朝食。
昨晩夕食を食べた食堂に行くと、各テーブルには料理となぜかペプシの缶が。
「昨日のコーラが一夜明けたらペプシになった・・」
とか思いながらいただく。ペプシもやはり常温。なぜか缶がボコボコ。



基本的に9:00~11:30が午前のレッスン、15:00~17:30が午後のレッスンという時間割。
いよいよレッスン開始です。
4つのグループに分けられましたが、私達日本人は一つのグループに。
第一回目は、陳春園先生の授業です。

陳先生といえば、翠のメンバーである安田さんが留学中に師事していた先生。
いろいろと話を聞いていただけに期待と緊張が高まります・・

音楽室へ集まり、グループレッスン。
「この授業ではまず皆さんの音を大きくしたい」
という言葉で始まったレッスンは、基本中の基本である解放弦から始まりました。
陳先生から解放弦を教えていただけるなんて・・なんて贅沢なんでしょうか。

「弓を持つ時の手は、コップを持つ時のように自然な動作です。」
(ここで陳先生、実際に近くにあった紙コップを手に取る。)
「コップを力いっぱいにぎる人はいません。」
(ここで持っていた手にぐぐっと力を入れる。コップがメシャっとなる。)

それから音階練習をへて、後半は一人ずつ自分の持ってきた曲を見ていただくことに。
他の人が弾いている間も、みんなそれぞれ持ってきた曲集の該当のページに注意点を書き込んだり、メモを取ったり、録音したりしていました。
私は牧羊女を弾いたので、アラビア音階をよく練習しておくようにということと、押し弓の時の右手などを指導いただきました。

ちなみに、牧羊女ってこんな曲。


「あとで音階の練習曲のコピーを配布します。合宿中に音階コンクールをやります。よく練習しておくように」

陳先生の最後の言葉にまたもや緊張がはしります・・
陳先生のレッスンを受けての印象、感想は、「日本人向けに優しめ(易しめ)にレッスンしてくれたのかな」「厳しい雰囲気を持ってはるけれども、時々見せてくれる笑顔はめっちゃ優しい」

陳先生の厳しさと優しさに(ツンデレ?!)に早くも虜の出會でした。

つづく・・

上海日記 その1 二胡の夏キャンプに参加してきました!

帰国後のあれやこれやを片付けているうちに、あっという間に10日ほど経ってしまいました。
遅くなりましたが忘備録として、記録として、上海でのことを書いておこうと思います。
もしも、もしも待ってくださっていた方がいらしたら、お待たせしてすみません!

2014年二胡大师班夏令营(夏キャンプ)に参加してきました。
キャンプの概要は、→こちら

期間は7/12~7/20でしたが、初日と最終日は移動日なので実質は一週間の合宿です。
上海音楽学院での集合は7/12の午後でしたが、私は一日早く上海入りをしました。
台風8号の影響で一時はどうなることかと思いましたが、上海太郎のおかげか無事出国に成功。(飛行機は遅れたけど)

今回の参加者は40名で、そのうち私を含めて9名が日本人でした。
バスに乗って合宿場所である余姚市の高風中学に到着。



ちなみにこれが学校の門。このずっとずっと奥まで敷地は続く・・
どんだけお金持ちの学校なのだろう!すごい!

と感嘆している間もなく、すぐに楽器を持って夕食に行くよう指示が。(この時点でちょっと緊張が始まっている)

ちなみに初日の夕食はこんな感じ。

なぜか常温になったスプライトとコーラのペットボトルが・・・(結局夕食と昼食には必ずこの常温のスプライトとコーラが一貫して出続けました)
肝心の料理ですが、おいしいのですが日本人の舌には少ししょっぱくて、油が多いかも。

食べ終わるとすぐに別の棟にある講堂へ移動。
ここで始まったのは、クラス分けのために参加者全員と学院の先生方の前で自分の準備してきた曲を弾く、というものでした。と言っても時間がないので前奏だけとか、一段だけとかなのですが。

それにしても、着いて早々の緊張です。


私の席から見えた風景。写ってないけどいっぱい学生さんがいるのです。
みんなものすごくうまい人ばかり。

見ていただく先生方も、音楽学院の陳春園先生、段皑皑先生、ジョージ・ガオ先生(親しみを込めて英語名にしてみました)はじめとして、著名な方ばかり!
自分のあるがままに弾くしかないのですけれども。やはり緊張しました。

先生方の前で準備してきた曲を弾いて、それからその他に教わりたい曲を数曲あげなさいとのこと。
私は「牧羊女」を弾いて、教わりたい曲は「病中吟」と「戦馬奔騰」をあげました。

この日はそれにて解散。
それぞれが割り振られた部屋に戻っていったのでした・・

つづく

あ、書くのを忘れていましたが、別の部屋で開会式もありました。
王永徳先生も同席されていて、久しぶりにお元気な姿を見ることができて本当にうれしかったです。
ほんとにほんとにうれしかったです。

本日帰国しました!

上海のねっとりとまとわりつく蒸し厚さのような濃厚な日々が終わり、本日帰国致しました。
って本当は昨日帰ってくる予定だったのですが、予定していたフライトがキャンセルになってしまい今日になりました。

夕方に我が家に帰りつき、荷ほどき。
ああ、終わってしまったなあという気持ちと、ああ、やっと終わったなあという気持ちとが混ざった感じです。

ひとまず今日はこれにて。
また上海渡航記は改めて書いてゆきます。

セントレアから駅までの道中で実感。
「走っても走ってもどこからもクラクションの音が全然しない・・・ここは日本なんだなあ!」

って。

大世界より

ただいま、上海市にある大世界駅近くの宿におります。
Wi-Fiが非常に不安定。
案の定というかFacebookもTwitterも、はてはLINEもつながりませーん。
LINEも規制対象になったとは知らなかった。

着いてすぐの大雨にビビりながら、飛行機が遅れたので今回もリニアに乗りました。
その後両替をした銀行で、端数分の小銭がないからと3角半ほどおまけしてくれました(こんなこと初めてだ)

やはり上海はパワーのある街です。
街がにぎやか。
熱気があります。
気分的なものもありますが、実際の気温も高いです。ものすごく蒸し暑くて既に夏。疲れた身体にこたえます〜

そんな中ホテルに一旦荷物を置いた後、上海音楽学院のあたりを散策してきました。
CD屋さんで楽譜とCDを買って、水餃子屋さんに行きました。
ここのお店のラー油はちょっと違うんです。すごく香ばしくて。

今日はさすがに疲れたのでこれにて休みますー
ホテルのテレビ、つくけど何も映らへん。