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二胡との日常

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今日のレッスンで先生に言われたこと。

「人に聴かせるため以外の音は、もう出さなくていい」

かっこいい。

人によっていろんな楽器への向き合い方があると思うけど
私にとって楽器を弾くことは、誰かに聴いて欲しい、誰かに聴いてもらうことにつながっている。
それはつまり私を知って欲しいということ。私という人間のほんの切れ端でもいいから。

だから自己満足にならずに人の耳を意識して音を作るようにしなくては。

なんだかうまく言えないんですけど、また一つ「オッシャ!」って気合い入った気がします。
まだまだ下手でたまらないし今日もひどいできだったけど
でもまだまだあきらめないぞ、と思います。

弾けども弾けどもうまくならず。じっと手を見る。

今日は満月がきれいっすね・・・

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練習するだよ

今週は久しぶりに平日のレッスンがあったり、週末にコンサートがあったりとちょっと落ち着かないような週の始まりです。

今日初めて自分の葡萄を録音してみてそのすごさに笑ってしまいました。
葡萄が実る前に台風にヤラレて全滅しちゃった、そんな感じだった。

あいからず私の左手薬指はいうことを聞いてくれませんが、楽しいです。
録音していやになるくらい聴くことは、とてもいい練習になります。
自分がいつもどこで音を外しやすいか意識できるから。
相当ストレスになりますけどね。

今週土曜は翠で西宮アクタで演奏です。
準備期間があまりなかったですが、新曲もやります。

ショッピングの合間にちょっと二胡の演奏なんていかがでしょう。
前回よりあったかい場所(東館2F)に昇格?したので、お勧めです!(笑)

http://www.actafan.com/event.htm

一番好きな季節っていつですか?

私は、冬が一番好きです。
その次に春。

冬は一番空がきれいなので好きです。
あと、寒いので、よりいっそう、近くにいる人を大事にしたいようなそんな気持ちになります。

今日駅まで30分くらいかけて歩いて出かけたのですが、途中ちらちら雪の粒が落ちてきました。
遠くの方で空が濃いグラデーションになって、雲にもその色が映っていました。
今ここにいる不思議とか、答えの出ないことをいろいろ考えます。

しっかし、寒いですね。

田中彬博さんが伊丹に!

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田中彬博 Live at Salon de Sansui
2011年3月5日(土)
19:00開場 19:30開演
場所 伊丹 サロンデサンスイ
(阪急伊丹駅西口を降りてすぐ JR伊丹駅 徒歩約10分)
http://www.ac.auone-net.jp/~sansuihp/

『アッキーを地元に呼びたい・・・』
『アッキーをもっと地元のみんなに知って欲しい!』
そんな一人の熱いファンの想いが、実現しました!
私の日記にもちょこちょこと書かせていただいています、田中彬博さんことアッキーのライヴが地元伊丹で開かれます。
私もおよばずながらお手伝いをさせていただいております(こっそり)。

「アメリカ・カンサス州ウィンフィールドで開催される世界規模のギターコンテスト、39th Walnut Valley Festival「International Fingerstyle Guitar Championship」にて、アジア人初、日本人初、大会史上最年少でのグランプリを獲得」(オフィシャルページより)
そんなすごいギタリストです。

私が責任を持ってお勧めしますので、ギターが好きな方もちろん、音楽が好きな方ぜひぜひお越しください!
お問合せはサロンデサンスイ、または田中彬博さんのオフィシャルページhttp://tanakaakihiro.com/からどうぞ!
もちろん私に直接メールいただいてもOKです。

お待ちしております~!

ある日

乗り込んだ地下鉄が走りだしてすぐ、真後ろにいたサラリーマン風の男性の声が耳に入ってきました。

声の一つはまあまあのおじさん。
もう一つはまあまあの若者。

おじさん「やっぱりなあ、子供の責任は二十歳までだよ」
わかもの「そうですかね~」
「うちなんてさ、三人いて、二人は独立してるけど・・もう一人はすねっかじりだよ」
「そうなんですか?」
「そうそう。音楽やらせたのがな~・・」

ここでちょっと私の耳がぴくり。

「音楽?娘さんですか?」
「そうそう。娘。バイト程度に働いてな~
んでな~いいのかわるいのか・・・おれみたいな年金暮らしでも娘一人くらいは養えちゃうんだよな。それが娘にとっていいことなのかなぁ~」

おじさんちょっとしんみり。

「娘さん何されてるんすか?」
「チェロなんだよ。あんまり聴かないだろ、チェロなんて」

いやいや、私は大好きですよ、チェロ。
と心の中でつぶやく。

「このあいだもな、どっかのホール借りてな、十人くらいチェロばっかりでやって」

そこでおじさん一息ついて


「それがな~すごくよかったんだよ、おもしろかった」


そこで電車は終点につき、人波と雑踏の中におじさん達の会話はまぎれていきました。
なんだか私は胸があったかくなってなぜだか、早く家に帰ろう、と思いました。