二胡との日常

自分のおしゃべりがこんなに時間を食うなんて・・・！ああ、もう何やってるのか・・

終演が遅くなってしまってご帰宅が遅くなってしまった皆様、本当に申し訳ありません。

雨模様の中、250席ご用意してくださったという座席はほぼ満席。
舞台に上がった瞬間に、いろんな知っている方々のお顔が見えてうれしくて。
こんな天気の中時間を割いて、きっと夜は出掛けにくい方もいただろうに、こうして来てくれた。もう、それだけで十分だったのです。

完璧な演奏ではなかったですし、反省点もたくさんありました。それでも楽しかった。
いろいろあったけれど、こうしてこの瞬間に仲間と、お客様と、スタッフの皆さんと、同じ空間を共有している。共有するために来てくださっている。

楽しかったです。

今回のコンサートのチケットを予約してくださっていた方がいました。
その方も、二胡をされている方でした。
同門でもなく、まったく県外からやって来た私の、「音が好きだ」と、言ってくださっていました。

演奏会にはほとんど来てくださっていたと思います。

七月の心響さんの演奏会では、「一年前よりもパワーアップしてると確信した」と言ってくださっていました。
梅本の工房にも来てくださったことがあります。
駒をとても気に入ってくださって、フェイスブックでほめてくださっていました。

お預かりしていたチケットをお渡ししたくて、ご連絡をなんとか取ろうとしたところ
その方の訃報を知りました。
ちょうど、一週間前の土曜日だったと。

生きることといなくなってしまうことはどう違うんだろう。
また連絡しますね、と書かれたメッセージを何度も見直します。

きっと聴きに来てくれている、そう思って演奏しました。
無事開催されて、よかったです。

実行委員長の森さん、PAの後藤さん、実行委員の皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました！

双弦のメンバーみんなに、ありがとう！
みんなで一緒にやれて本当によかった。幸せな時間でした。