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二胡との日常

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まさに、鮮烈の二胡・華麗なるピアノの競演!

少し経ってしまいましたが21日に、私の師匠、鳴尾牧子先生のライヴに行ってきました。
三重県にうつってからは師の演奏を聴く機会がめっきり減ってしまいました。
そろそろ師匠の演奏を聴きたいと思っていた折に、このライヴの告知を見ていてもたってもいられず。
それが下記です。


”癒し?悠久?そんな言葉はどこかに置いてきた。
骸骨たちの狂騒、草原の荒ぶる風、西域の情熱…
二胡とピアノの最凶タッグがエンジン全開で挑む、
遠慮を棄てた本気のプログラムをお聞きください。”
(※鳴尾牧子オフィシャルページより引用)


・・・これは聴きたい。いや、聴きにいかねばならない。
たとえ大阪→名古屋の終電がなくなろうとも――!
そして一路大阪、サロン・ドゥ・アヴェンヌへ。
(大人の雰囲気)



「鮮烈の二胡、華麗なるピアノ~火花散る出会いの刻~」
このタイトルだけでドキドキしてきませんか?
プログラムを見ただけで今回のライヴへの気合いが伝わってきます。
鮮烈、火花という言葉がぴったりの難曲ばかり。

-------------------------
プログラム
ウィリアム・テル序曲
死の舞踏
夜光の杯
二胡随想曲第2号「蒙風」
熊ん蜂の飛行
チャルダッシュ
流転の王妃
情熱大陸
陽光照耀着塔什庫爾
-------------------------

アオザイ姿の先生と、妖艶なチャイナドレス姿のピアニスト尾崎江利子さんにもドキドキ。
(尾崎さんの崎は、本当は大の部分が立という字です)
藍と紅の色が対照的で美しいです。

二日前に駐車場の看板に顔をぶつけたという鳴尾先生。
大丈夫かなぁ・・と思っていたらこの写真の姿で登場。
 
「ウィリアムテル序曲」をお二人ともこの姿で完奏!
(それ以降は外されてました。ちなみにアンコール以外は写真撮らずにいたので、この写真はアンコール時のものです~)


その後も満員の観客の期待を裏切らない演奏につぐ演奏。
あおる尾崎さんのピアノ、それに応える二胡!
難所もわかるところがあるだけに、息をするのも忘れながら聴いていました。
個人的には、サン・サーンスの「死の舞踏」がめっちゃかっこよくて弾いてみたいなあと思いました。ヴァイオリンの和音を再現するために、五度以外の和音を二胡で出す工夫も面白かった!
いわゆる「癒しや悠久」ではなかったかもしれないけど、私にとってはエネルギーの塊をいただいたような気持ちでした。猪木に横っ面をはられた感じ??元気出ました。
これもきっと「癒し」!
いつになるかわからないし、その道ははるか彼方すぎて気が遠くなることばかりだけど、それでも少しずつでもあの境地に近づけたらと思ったのでした。


ちなみに、アンコールはなぜか急に「赤いスイトピー」でした。
最後かわいい~


会場中、大歓声。
なんだか誇らしかったなあ。「どんなもんだいっ」みたいな・・ふふふ。
本当に行ってよかったです。


終電のない私を、同門の友達が泊めてくれました。
本当にありがとう~
I LOVE 大阪~!

(終演後。御堂筋からの川の眺め)
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新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
めちゃ天気のよい年末年始でしたね。

このお正月は親類でDX人生ゲーム(テレビゲームじゃなくて、紙でできたボードのやつ)をしたり、お墓参りに行ったり、自分の車を洗車したりとのんびり過ごすことができました。
そしてJ-Phoneの頃から使っていたキャリアに別れを告げ、携帯電話の乗換えをしたのも自分的にはちょっと大きなことでした。

今年の目標としては、自分の課題曲を細かいところまで確実に仕上げることと、古典の曲をもっとたくさん弾いていきたいなと思っています。
昨年いろいろなミュージシャンの方と共演させていただいて、自分の地盤をもっともっと固めることが必要だと痛感したからです。
二胡の生徒さんでも中国曲は好きじゃないと仰る方は多いのですが、二胡の持ち味やポテンシャルを最大に引き出すことができるのも、二胡のために作られた中国曲なのだと思うのです。
(そこで手に入れた表現を、中国曲以外でも発揮できると思うのでぜひチャレンジしてほしいなあ)

そんなわけで今年もコツコツ少しずつですががんばりたいです。
砂粒一粒分ずつでも、毎日前進したいきたいな。

どうぞ本年もよろしくお願い致します~

再認識した年でした。

今年もあと少しですね〜
義理実家で紅白のバナナマン副音声に爆笑、のち帰宅して笑ってはいけないの流れ。

今年はたくさんの素晴らしいミュージシャンの方々とご一緒させたいただき、自分の未熟さを改めて感じた年でした。
楽しいことばかりではなく、苦しかったですがすべて大事な経験です。
まだまだ、勉強ですね。
ありがとうございました!

そしてライブに足を運んでくださった皆様へ、まことにありがとうございました。
そして、生徒の皆さんへ。レッスンお疲れ様でした。

またお会いできますように、来年もよろしくお願い致します。

読んでくださって、ありがとうございます!
ウィンク☆

燕趙園の演奏、無事終了~!

ご報告が遅くなりました。
12月26日の鳥取県、燕趙園での演奏無事終わりました。
足を運んでくださった皆様へ、まことにありがとうございました!

週間天気予報ではこの週末は「寒波到来」「曇りのち雨(または雪)」ということで、かなり緊張していました。
この雪のせいで、冬には帰省することは今ではほとんどなかったくらいなのです。
車もスタッドレスに履き替えて長靴も持って、心構えをして向かいました。

ところがです。
当日を迎えてみると寒さもさほどではなく、青空も見えるほど。

約五年ぶりの燕趙園です。
目の前には中国が!
こういった場所は日本国内に二つとないのではないでしょうか。(あったらすみません、不勉強です)
前回はゴールデンウィークの頃だったので、だいぶ雰囲気が違いますね。

園に面した東郷池から冷たい風が吹いてきます。
 ここが今回の演奏会場の、華夏堂。パノラマ写真でどうぞ!
前回はこのお堂の前の広場で演奏したのでした。懐かしい~

華夏堂の入り口。

 
この大きな衝立の前で演奏です。
リハでは手が凍えました・・あうー


燕趙園の方が、手作りで作ってくださいました!
ああ、故郷に帰ってきたんだなあという気持ちがこみあげてきます。


場所もけして市街地ではなく、しかも遅めのスタート時間でしたが会場いっぱいのお客様が来てくださいました。
にこにこして、うなづきながらMCを聞いてくださる方も。
終演後はたくさんの方に握手や写真を求められ、感激でした。
鳥取で二胡を五年くらい習われているという方にも声をかけていただきましたよ。鳥取でも二胡がどんどん普及していってくれたらいいなあと思います!

燕趙園のスタッフの皆様、大変お世話になりました。
そして今回この演奏のご縁を結んでくださった二胡の仲間に、心から感謝の気持ちをおくりたいです。
ありがとうございました!


おまけ

境港にも行きましたよー
水木しげる記念館にも行きました。記念館の前には、献花台が作られていました。
水木しげる先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。
 


メリークリスマスイブ。

メリークリスマスイブ。
来年2月、カリー河さんのライブに呼んでいただけることになりました。
せっかくのカリー屋さんでの演奏なので、普段あまり弾く機会のない中国曲を投入してみようかしらんと、ピアノの水谷さんとウフフと打ち合わせ中。

明日から鳥取に帰ります。
雪がひどくなりませんように・・

四日市商店街の大入道さんのサンタコス。