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二胡との日常

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上海日記 その4 三日目の午前は段老師

合宿日記というか、売店の愚痴日記のようになってしまいましたがその4です。

7月14日、合宿三日目。
今回の合宿では、グループ、および個人レッスンを4人の老師が担当されました。
陳春園先生、高韶青先生、段皑皑先生、呉旭東先生。
この日の午前は段先生でした。
ちなみに、段先生のアルバムジャケット。
 
う、美しい・・・衣装もバックも黒色なのが、いっそう段先生を引き立てていますね。

思い起こせば、私が二胡を始めて2、3年くらいの時に、勉強用に緑色の箱に入った3枚組みのDVDを購入したことがありました。
王永徳先生編集の中国考級曲集(あの緑本です)のDVD版です。当時の王先生の生徒さん達の、模範演奏が収められています。
そこにも、当時学生だった段先生が出られていました。皆さん結構私服で出られている中、段先生は美しいチャイナドレスに身を包んで弾いてらっしゃいました。「綺麗な人だな~」ととても印象強かったのです。
DVDを手に入れたのがもう10年近く前のことなのに・・目の前に立っている段先生はその映像と全然変わられていません・・

アメージング!!

映像でしか見たことのなかった方を直接目の当りにしているという、不思議な感覚を抱きながらレッスン開始。
レッスン前に段先生がiPhoneでチューニングされていて、「へえ~」と思ったり。
あと、先生の楽器には微調整金具等が一切ついていなくて、そして楽器をけっして床に置かない・・(話す時も膝の上か、椅子の上に)

どうしてそんなに細々したところを観察していたのかというと、このレッスンですっかり先生の出す音の虜になってしまったからです。
ただ解放弦を出しただけで、その瞬間にその場の空気がいっぺんに変わってしまうのです。

音の張り。質感。

こんな音が出せるのか、とびっくり、ショックでした。
これは、同じ教室の某M青年がこの人の演奏を聴くために何度も上海に通ったのも頷ける気がする・・!

レッスンの内容としては、やはり基礎から。
長弓練習のバリエーションとして、弱く→強く、強く→弱く、弱く→強く→弱く、という練習をするようにと。その際、弓の終点に気を付けること。
そこにそれぞれ、音の頭をつける、つけないでやってみること。
特に弓の先端は力がかかりにくいので、しっかりした音をとらえるように。
各調の音階とアルペジオ。

そこから一人ずつ自分の曲を見てもらっていましたが、とにかく一人一人に非常に細かく、丁寧に説明をされていました。
あまりに丁寧だったので、後半の数人は自分の曲を見ていただくことができず。私もそんな一人だったりして(泣)(はじっこに座っていたので)
「(残りの人は)また次回ね」
と微笑む先生。
しかしです、はたしてそんな機会が以後のスケジュールであるのかどうか。

「私も、段先生のレッスンを受けたい!」
という気持ちがわきあがってきました。


つづく・・


使っているノートパソコンのタッチパッドがオフにできません・・
そんなわけで文字を打っているとかなり頻繁にカーソルがピュッと変なとこに移動して、大変入力が難航しております。
キィーッてなりそうです。
メーカーに問い合わせたら修理になるとのこと。しかし2年くらい前に購入したもので保証も切れているし、地味に不便な感じで使えないこともないし、もうイヤンて感じです。
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