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二胡との日常

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心を込めて弾くということ

よく「心を込めて演奏する」と言ったりしますが、それってなんなんでしょう・・?

人前で演奏されたことのある方は、誰しも経験があることだと思うのですが
演奏中っていろいろなことが頭に浮かんだりします。
なぜか演奏に関係ないことが気になったり、普段気にしたことがなかったところでつまづきそうになったり、あれ?今どこ弾いてたっけ?!なんて・・「舞台には魔物がいる」と言ったりしますが、私は、その正体はこの雑念なんじゃないかと思うわけです。

本番中は脳内にアドレナリンが出てフル回転状態。
少しでもがんばろう、この一瞬一瞬に反応しよう!と全力で対応しようとしてしまうのです。
だからいつもとは違うことをやってしまったりする。
もちろん、それが悪いことだけ引き起こすってわけではないんですけども。

「曲に入りこみすぎてはいけない」
ずっと昔、師事していた先生に言われた言葉です。

演奏中はよりよい音を作り出せるよう、自分のすべてを使う。
この時の「よりよい音」とは「より自分が出したい音」ということだと思います。
その音にどれだけ近づけられるか集中すること。
そしてそのために、頭の中に常に冷静な指揮官をすまわせること。

では心を込めて演奏するというのは、具体的にはどういうことなのでしょうか。
冷静な指揮官が目を光らせている状況は心が込められていないのでしょうか。

実は私自身まだはっきりと答えは出せていません。
ただ自分の中でくっきり思うのは「曲にひたりすぎて自分が感動している状態」を心を込めるとは言わないだろうな、ということ。お客さんは冷めてしまいそうです。

とりとめない感じになってしまいましたが、前回のレッスンでそんな話になったのでちょっと書いてみました。
明日も京都でレッスンです!
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