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二胡との日常

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3月11日にしていたこと

今日付が変わったので一昨日になりました、11日のことを書きます。

夜から近鉄四日市駅の近くにある諏訪公園へ行きました。


3月11日に起こった震災の、追悼会に参加しようと思ったからです。

公園はすでにキャンドルが灯されていて、人も集まっていました。
諏訪公園近くにある、日本料理まっさんの料理長、増原さんが鼻笛で出演されるとのことでグループの皆さんの演奏を聴きました。
暗闇の中から響く音楽は、よけいな目からの情報が少なくて心静かに聴くことができました。

阪神淡路大震災があった時、私は兵庫に住んでいました。
大阪よりの地域だったので、神戸ほどではないですがそれでも被害を受けました。寝ていた私の目前まで箪笥が倒れてきていました。(狭い家だったので、他の家具につっかえてギリギリ箪笥との間に隙間ができて無事にすみました)
ボロ屋だった我が家はなんとか持ちこたえてくれましたが、お向かいの大きな一軒家がぺしゃんと一階分低くなっていて。それを茫然とながめていたこととか。
母と一緒に、かろうじてチョロチョロと出た水でお米を焚き、作れるだけのおにぎりを作って炊き出しに提供したこととか。

音楽を聴きながら、いろいろ思い出していました。
公園はとても寒かったです。
4年前にあの場所にいた方達は、もっともっと凍てついた夜を過ごしていたのだと思うとぞっとしました。

追悼式が終わってから、ふとスケジュールを確認したら奇跡的に近くのフルハウスというお店でちょうどライヴが始まる時刻だったので行ってみることに。

ジャズベーシストの見掛英治さんが出演されるライヴでした。
冷えた身体を焼酎お湯割りであたためながら、ジャズのライヴを楽しみました。
ゆったりした気持ちでほろ酔いになっていたのですが、なんでもその日セッションタイムがあるとのことで、急きょ一曲披露することになり二胡と歌でやらせていただきました。

思ったのは、音楽を楽しめるのも今生かされてるからなんですよね。
何かに感謝していかないとけないなと思います。

「いつも遠くへささげるような気持ちで演奏している。そうすれば、もっと近くにいるお客さんには必ず伝わっていると思う」
フラメンコギター奏者の沖仁さんが、ずっと前にそういった内容のことを仰っていましたが、私は拙いながらもその遠くの何かに感謝するような音楽をしていけたらいいなあと思います。

なんかうまく文章にできないんだけど。
明日どうなるかわからないからね。大事にすごそ。

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小林薫さん チェロコンサートに行ってきました

少し前の話になるのですが、2月21日に四日市駅前にある、文化の諏訪駅へ小林薫さんのチェロコンサートを聴きに行ってきました。



小林さんとは、昨年5月に出演させていただいた「四日市まちかどコンサート」で司会をしていただいたことがご縁でずっと演奏会に伺いたいと思っていたのです。

もともと、二胡を始めた時に「チェロにするか、二胡にするか」と迷っていたほどなのでチェロは大好きな楽器。
電車とかでヨーヨーマのアルバムを聴こうものなら5秒くらいで涙を出す自信があるほどに、チェロの音色は心の深層に響いてきます。

コンサート前には、セントラル愛知交響楽団理事の山本雅士さんのトークもあったのですが、時間の都合で途中からしか聞けず。ラジオ番組にも出演されているだけあって、軽快なトークでオーケストラについて話されてました。(ギリギリだったのでほとんど聞けず。残念)

コンサートではチェロの無伴奏をはじめとして、ヴァイオリン、ピアノの方も加わってのアンサンブルもとても聴きごたえがありました。
楽曲のジャンルもクラシックから歌謡曲、ジブリまで多彩で飽きませんでした。
ピアノの方、昨年桑名市で開かれていた二胡・アコーディオンの梁天任さんのチャリティコンサートでピアノ伴奏されていた方でした。またお会いできるなんてびっくり!

チェロのコンサートを生で聴いたのは久しぶりでしたが、やはりあの音色は他の楽器にはないやわらかさ、あたたかさがありますね。また聴きたいです。

ゆるりさんへ筝とフルートのライヴに行ってきましたよ

昨日は、四日市市広永町にあります石窯パン・和みカフェ ゆるりさんへ、筝の麗明智翔さんとフルートの堀真由さんのライブを聴きに行きました。

薪ストーブにあたりながらゆったりとした時間を過ごしました。

智翔さんの演奏は二度目でしたが、今回は終演後に色々とお話しできてとても楽しかったです。
筝の現代曲、斜影が特にかっこよくてよかったです!
筝とフルートって、合いますね。

そんなゆるりさんで、4月19日に私達二胡アンサンブル翠もライヴをさせていただきます。
詳細は演奏スケジュールにアップさせていただいております。別途告知もさせていただきますのでぜひお越しください!

古民家カフェで、石窯パンと飲み物をいただきながら二胡とピアノのライヴをお楽しみください。
春の曲もお届けします。


田宇さんのレクチャー&ミニコンサート

昨日は愛知県春日井市へ、安藤さん(植村さんとお呼びした方がよいのでしょうか)主催の田宇さんのレクチャー&ミニコンサートに行ってきました。
田宇さんは、二胡雑誌「二胡之友」でも連載されていて、現在は東京芸大に在学中なのだそうです。

田宇さんの演奏は、そのお人柄を表したかのような誠実な音色でした。
素晴らしい演奏家の方は、やはり体幹がしっかりしてはるなあという印象です。
解説もとても論理的でわかりやすかったです。

そしてそして、爽やかなイケメン・・(●´д`●)
少しお話ししたかったですが、どなたかと話されていたのでそのまま失礼しました。

とても好評だったそうで、二回とも満席、大盛況でした。質問コーナーでも質問が飛び交い、東海地方の方の二胡熱を改めて感じました。
(私ももちろん質問させていただきました!田宇さん、ありがとうございました)

少し遠かったですが行けてよかったです。



写真左側が田宇さん、右側が主催者の安藤さんです。

ワンハーツ・スチール・オーケストラ

今日は伊丹空港まで、スチールパンのコンサート「黄昏の伊丹トランジット」を聴きに行ってきました。
初めてバイクで空港まで行ってみたけど、案外近かった。自宅から30分くらい。

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(着いた時は曇ってた)

ワンハーツ・スチール・オーケストラ
http://saezuri.net/

展望デッキでのコンサートは解放感もあって、はじめは曇っていた空も中盤から日が差し始め、最終的にはタイトル通り秋雲も美しい黄昏に。
総勢46人(だったかな)の迫力の演奏を、(ちょっと寒かったけど)みんなノリノリで聴いてました。

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演奏しながら、飛んだり、跳ねたり。演奏者が心から楽しんでる感じがあふれていて、それが一番よかった。
楽しい気持ちは聴き手にも伝わるものね。
アレンジもおもしろかったし、蘇州夜曲なんてスチールパンでどうやって?と思ったけどすごく雰囲気よかったなあ。

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ワンハーツ・スチール・オーケストラ、最近ファーストアルバムがリリースされたそうです。
その名も「トロピカル歌謡」。
あの名曲達がどんな風に生まれ変わってスチールパンで奏でられているか、一度ぜひ聴いてみてください。よく知っていた曲の、新しい一面に出会えること間違いなしですよ。