昨日は、京都で王永徳先生の講座を受けてきました。
三重の自宅を出たのは朝7時。
朝10時から始まって、お昼休憩を挟んで夕方の4時半までみっちりと。
受講者も大変だったと思うけれど、まったく疲れの見えない王老師、御年73歳!
前回お会いしたのは、上海音楽学院主催の夏合宿だったと記憶していますが・・
あの頃は確か復帰された直後くらいの時で、やはり普段パワーいっぱいの方なだけにそのご様子が心配で、たまりませんでした。
しかししかし、昨日の王老師はもうすっかりいつもの王老師でした。
朗々としたお声は終盤に差し掛かってもまったく変わることなく、疲れを感じさせません。
講座は二胡の歴史における初創期の復習から始まり、二胡がある年代に急速に発展した理由についてのお話しを。
実技面では座り方という本当にスタートの部分から、最終的に考級10級の「三門峡暢想曲」まで幅広い範囲を網羅した講座でした。
実体験に基づいた二胡の発展期の説明はとても興味深くおもしろく、ご本人から直接お話を聞くことができてそれが私にとっては一番の収穫でした。
そして久しぶりに鳴尾牧子先生や同門のみんなに会えたのも、とてもとてもうれしかった!
次はいつお会いできるのかと思うと、初めてサインなるものをお願いしてしまいました。
これでまたさらに基礎練習に身が入る・・といいな!