松脂って割れますよね。
今まで面倒でずっと置いたままだった、真っ二つに割れた松脂を救済すべくなぜか今朝、立ち上がりました。
割れたのは、主に中胡用に使っていた、ミランのダーク。
「黒猫」の名前でおなじみの松脂です。ライトとダークがあります。
ひっかかりがよいので、二胡より弦圧が必要な中胡にいい感じなんです。ずっと割れたのを無理やり指でつまんでくっつけながら塗っていました。
・・めんどくさいです。
そんなわけで気まぐれでなんとかしようと思い立ち、なんとなく、
オシ、熱を加えてみよう!
と思った私は、なぜか割れた松脂を箸でつかんで、ストーブに近づけました。(※良識ある皆さんはマネしちゃいけませんよ)
松脂にくっついている謎の布が邪魔で、うまく箸でつまめません。
・・・まあ、案の定っていうか、ストーブの上に落としました。
たちまち、キッチン中が木工作業所みたいな臭いに包まれます。
(布が燃えた、ギザギザ模様の跡が切ない)
「ギャー!何してんの!!」
と夫の悲鳴が上がる中、燃えて縮まってしまった、「松脂にくっついている謎の布」をぶちっとはがし、今度は湯せんしようと思いました。
普段弁当を作らないので、銀カップとか気のきいたものがありません。
アルミホイルでガシガシ包んでみました。二重にしてみた。
さっそく湯せんです。
アルミホイルで包まれた松脂を浮かべ、点火。
沸騰してしばらく経つうちに、お湯が少なくなってきました。
「お湯足した方がいいんじゃない?」
という夫のアドバイスにしたがい、やかんで水を足します。
・・・なぜか手元が狂って、松脂ホイルの中に水をそそいでしまいました。
「えー!?何してんの??一通り失敗してるやん!」
夫が横でヤイノヤイノ言ってきます。
一端取り出して、水を捨てて、再度加熱。
松脂が溶けてきたのか?はたまた、先ほど入れてしまった水の名残なのか?二つに割れた松脂の間から、汁?っぽいものがジワ~っと出てきました。
・・・なんとなく気になったので、キッチンペーパーでちょいちょいと吸い取りました。
そうこうしているうちに、なんとかくっついた模様です!
ジャーン
はい、ガビガビ!!
ちゃんと綺麗な形のカップで湯銭したら、もっときれいに成形できると思います・・
くっつけ直した松脂、品質が変わってしまっているのか?
また試してみたいと思います。